夏の午後、緑濃い「東京都庭園美術館」で「舟越桂 夏の邸宅」を
見てきました。 (Click!)
車の通りの多い目黒通りから一歩美術館へのアプローチの森に入ると
すうっーと、涼しい風が吹いて一息。
庭園美術館に入ると、舟越氏のスフィンクスがすくっと、遠い目で見つめている。
もう、そこは別の空気が流れているのです。
旧朝香邸のアールデコの空間に、舟越氏のスフィンクス達はあたかも昔から
住みついているようでした。
私が一番気に行ったのはバスルームの「ひと」、「言葉をつかむ手」という作品。
バスルームの鏡に横顔が映り、大理石の浴槽を背に凛としたお姿。
このスフィンクスの彫刻ですが、すべて楠の木を使っているそうです。
楠は耐水性も高く、昔から仏像などに使われていた木。縄目もきれい。
きっと、森の気も入り込んでいるはず。
何か木でできたものを身につけていったら
入場料を少し割り引いてくれる「ドレスコード」も粋なはからいです。
ドローイング、版画もかなり点数があって、舟越さんの全体像が
見られます。何より、この環境で見られるのが、なんとも贅沢でした。
ところで、この美術館のある場所の隣の自然教育園、なんと6万坪の森だ。
すごい!約750種の植物に加え、これまでに鳥類100種、昆虫類約1300種、
などが確認されているそうです。東京の残された聖域かも。
今度ゆっくりこっちも探索してみたい。
見てきました。 (Click!)
車の通りの多い目黒通りから一歩美術館へのアプローチの森に入ると
すうっーと、涼しい風が吹いて一息。
庭園美術館に入ると、舟越氏のスフィンクスがすくっと、遠い目で見つめている。
もう、そこは別の空気が流れているのです。
旧朝香邸のアールデコの空間に、舟越氏のスフィンクス達はあたかも昔から
住みついているようでした。
私が一番気に行ったのはバスルームの「ひと」、「言葉をつかむ手」という作品。
バスルームの鏡に横顔が映り、大理石の浴槽を背に凛としたお姿。
このスフィンクスの彫刻ですが、すべて楠の木を使っているそうです。
楠は耐水性も高く、昔から仏像などに使われていた木。縄目もきれい。
きっと、森の気も入り込んでいるはず。
何か木でできたものを身につけていったら
入場料を少し割り引いてくれる「ドレスコード」も粋なはからいです。
ドローイング、版画もかなり点数があって、舟越さんの全体像が
見られます。何より、この環境で見られるのが、なんとも贅沢でした。
ところで、この美術館のある場所の隣の自然教育園、なんと6万坪の森だ。
すごい!約750種の植物に加え、これまでに鳥類100種、昆虫類約1300種、
などが確認されているそうです。東京の残された聖域かも。
今度ゆっくりこっちも探索してみたい。