● 大盛況のエコプロダクツ展

みんなが書いてくれたそらべあへのメッセージ

今年で10周年を迎えるエコ・プロダクツ展。お台場のビックサイトで
12月11日~13日まで開催されていました。
しかし、すごい人・人。小学生など子供を含めてなんと17万人を集客したとのこと。
今年は我ら「そらべあ基金」も出展。子どもたちがたくさん来て、そらべあへの
メッセージを書いてくれました。着ぐるみも人気でした。
最初から全部を見るのは無理とあきらめていたので、関係者のいるブース以外は
あまり予備調査もせずに見て回りました。
大企業より、小さな企業やNPOなどのブースの方が話しやすく、今後につながりそうな
新たな出会いがいくつかありました。
全体では、今年は「カーボンフットプリント」の表記がやたらと目につきました。
サッポロビールやチキンラーメンなど商品に実際についているのは
初めて見ました。
フットプリントとは、商品の原料調達や製造段階から、販売、使用、廃棄段階
に至るライフサイクルを通じたCO2排出量のこと。
英国のスーパーなどではすでに表記されて販売されているけれど
これを消費者にどう理解してもらうかはこれから。でも、環境に負荷をかけない
商品を選ぶ時のひとつの基準になってくるはず。
同じ商品なら低カーボンのものを選ぶ、そうなってきて
ほしいと心から思います。

野菜の水耕栽培システム

もうひとつ個人的に興味をもったのが、電気も使わない野菜の
水耕システム(水研クリエイト株式会社)。http://www3.kitanet.ne.jp/~suiken/suku2/index.html
これをソトコトの「2050年エコへの旅」のコミックで想定したところだったので
まるでそのままの商品に出会ってびっくりしてしまった。
肥料は液体肥料で、家の中でもベランダでもわさわさと野菜ができてしまうそう。
今はベランダガーデニングでレタスなどを育てているのですが、なかなか肥料の
やり方や日照条件など難しいことも確か。
来年は、これを試してみようかと本気で思っています。
そして、知人のTさんが開発した再生紙をその場で作ってしまう
古紙再生装置もすごかったです。http://www.nichima.co.jp/news/entry/177.html
これは、オフィスで使用済みのPPC用紙をオフィスで古紙100%の
再生紙にリユースできてしまう画期的な発明。
工場が一つの機械の中に作られてしまうようなもの。
これがあったらもうシュレッダーもいらないし、会社の中で紙がぐるぐると
循環の輪が作れるわけです。
これを使えば、再生紙といっても古紙をどれくらい使っているかわからない
なんてこともないですね。
「エコプロが終わったらもうお休みです」と某大企業の方は言っていましたが
いいなあ。こちら、まだまだ終わりません。
でもエコプロが終わると毎年、年の暮れだなあと感じるのは確か。
これもちょっと寂しいですけれどね。

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