● 桜の日々

憂き世を忘れるには、やっぱり桜でしょう、ということで今年もお花見をしてきました。
先週は去年一緒に「カフェエコロ」http://www.37sumai.com/cafeecolo/index.html
というコラムの仕事でご一緒したパトリスさんちでお花見。
スタッフ全員を呼んでくれました。
桜に囲まれた大きな池のほとりにあるパトリス邸は築50年
の日本家屋。そのリビングから庭ごしに見事な桜が愛でられる。
パトリスさんはフランス大使館のシェフも努めていたこともあり
手作りのお料理にもわくわく。
メニューはレバーのパテで始まり、オリーブのハーブマリネ2種
パスタの入ったサラダ、ハーブソーセージ、ニョッキなどなど。
カジュアルなお料理ながら、どれも絶品。特に、手作りの
ハーブソーセージはジューシーで香りがよく、ほんとに
おいしゅうございました。

LEDでお花見もエコにね。

桜の合間からおぼろ月夜が・・。

そして、昨日は千鳥ヶ淵へ。
まさに満開で、風がふくと桜吹雪、桜の間から月が見える。
人混みを避けてお堀の中に入ると、今度は東京タワーと桜。
やっぱりいいです、日本の桜。
今年は千鳥ヶ淵は、LEDでライトアップ。省エネでいいこと
ざんす。
毎年、古くからの友人とお花見をかねてこの時期に
会うことにしているのだが、積もる話は尽きず。
神楽坂まで歩いていって、江戸料理を研究しているという
小料理屋さん「山さき」で寄せ鍋を食べる。
ここは知る人ぞ知る江戸料理と鍋の店なんだが、鍋の概念が変わる
おいしさ。
昨日のは春の鍋ということで、はまぐり、せり、たけのこ
うど、ほたて、桜鯛などなど春の旬を上品な鍋のおだしにさっと
入れて、素材の味で食す。
この「さっと」というところがみそで、すべて給仕は
お店の女性がやってくれる。
頃合いを逃さずよそってくれるわけだ。
たかが鍋、されど鍋。どのタイミングで食べるかで
味も変わるのですね。
桜を愛でて、美食で酔う。日本人でよかったと思える
季節です。

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