● 海のエジプト展

写真=海のエジプト展web

写真=海のエジプト展web

ABC朝日放送の番組収録は、いつも大阪ではなく東京の朝日新聞の本社の
上にあるスタジオで行われる。
朝日新聞本社には「海のエジプト展」の巨大なポスターやフラッグがあちらこちらに。
ずっと見たいなあと思っていたこの展覧会、
思い立ったら吉日。収録後、夕方の4時にはみなとみらいのパシフィコ横浜
にいたのでした。
この展覧会、2000年以上前にエジプトで栄えた、アレキサンドリア、
カノープス・ヘラクレイオンという3都市が海の中から発掘されて
さまざまな建造物や古代の遺物が展示されている。
中でも約5メートルのファラオ像は圧巻。
そして、ヒエログリフ(神聖文字)がくっきり掘られたステラ(石室)など
大きなものから、器やひしゃく、アクセサリーまで。
古代の人々の暮らしのリアルな姿が想像できる。
神殿があって、船で行き来をし、お酒や食事を楽しみ、宝石やコインも
もっているという成熟した文化。日本はまだ縄文文化が終わった頃だと
いうのに。なんという違い。
2000年前でも人々の営みは今と基本的には変わっていないように思える。
結婚指輪やビーズのピアスなど、今復刻してもいいようなデザインもあった。
クレオパトラが住んでいたアレキサンドリアは、バーチャルシアターで体感できる。
そのほか、古代の香りも体感できたりと盛りだくさん。
2時間はあっという間。古代都市にタイムトリップしたようだった。

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