● カニパーティ顛末

毎年それはもう楽しみにしている越前カニパーティ。
寒い寒い日本海であがった旬の越前カニの浜ゆでを、友人家族が
一番おいしい時期に毎年ごちそうしてくれる。
カニだけでもありがたいのに、今年は広島のカキもどっさりあるという。
カニの方は20年食べ続けているので、さばく方も(我が家の旦那さん担当)
食べる方も(私ほか4名)慣れたものである。
友人一家の娘2名もめでたく成人し、ひとりは甲羅酒を飲みたいと申す。
昔はカニの足をほぐしてあげなければ食べれなかった乳飲み子だったのに
全く人生は驚くほど速いなあとしみじみ思う。

カニの甲羅に日本酒をついでちょっと香ばしくなるまで温める甲羅酒

生ガキもオードブル的にいただき、豆乳で作ったカキグラタンも好評のうちに完食。
細くて食べにくい足の部分のカニ肉もみんなでほじほじしてカニチャーハンに。
次の日の朝も、カニの甲羅や足で出汁をとったカニの味噌汁をいただき
カニまるごとを味わうほんとにしあわせ~なカニパーティだった(はずだった)。
幸せ気分で家に戻り、「ああ、このカニはやめられんかに」などとと言っていたのは
我が家だけ。
友人家族4人のうち3人はその頃、カキが原因と思われる食あたりに。
飼い犬のロックまでも、なぜかおなかを壊しているという。
カニ+カキはやっぱりちょっと贅沢すぎたのか、カニがカキに嫉妬したのか、
その理由はわからないが、大変なことに・・。
ふぐもそうだけれど、あまりにおいしいものには毒があるのかな。
やっぱり普段は素食が一番かもしれない。

最近の記事

PAGE TOP