● 新潟へ

東京はすっかり春の装い。でも新潟はまだまだ雪の中だった。
毎日新聞マイECOの取材で、新潟の十日町からさらに奥、ほくほく線の「まつだい」
という駅から30分くらい山奥に入った豪雪地帯「竹所」へ。
まだまだ2mくらいはある積雪。その中にドイツ人建築家カール・ベンカルさんが
再生した古民家が点在している。http://www.k-bengs.com/
ベンガラ色やピンクハウスなど、どこかドイツ的でキュートな外観に、中は
どっしりした梁と大黒柱が光る古民家。ほんとうにどうして日本人はこんなに
すばらしい文化の価値をわからず壊してしまうんだろう。
カールさんは、スタックしたカメラマンの車を救援してくれたり、やさしくエスコート
してくれたり本当に素晴らしい人で、かやぶきのベンクス邸で雪を見ながら
お話を聞いた時間は宝物のよう。魂もきっとこの雪のようにきれいな人なんだと
まさに心が洗われるような気持ちになる。

ベンクスさんの家は、古民家の建具やアンティークがもっともふさわしい場所に
おさまり、なんとも居心地がいい。
設備のお風呂やキッチンはもちろん近代的で、ヨーロッパの田舎にある家のよう。
何百年もたつ古材と、近代的な設備、そして日本のアンティークが見事に融合している。
ひと夏でいいから、こんな家で暮らしてみたいな。
きっと元気になれるだろうなあ。
詳しくは次回マイecoで記事を掲載予定です。そちらも是非。

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