東京の巨樹たち

8月は毎年なぜか忙しい。
今月末締め切りのいくつかの企画もの、原稿があり、
両親の介護があり、実家の片づけ、その他もろもろが
一気に押し寄せてきて、この暑さの中時々くじけそうになる。
そんな時はやっぱり自然が恋しくなります。
そこで、週末の1日パソコンの前を離れて奥多摩へ。
多摩川の上流までくると、水の色も深緑になる。ゆったりカヌーをしているグループや
犬を泳がせている人たちなどがのんびり川を楽しんでいる。

ランチは多摩川を眺めながら、オーガニックなエコめしを食べられる
森のカフェ「アース・ガーデン」へ。http://www.okutama-earthgarden.com/
奥多摩で作ったターメリックがいっぱいのスープカレー。
香りがよくておいしかった。もちろん無農薬の玄米ご飯付き。
テラスは犬もOKなので、わんこ連れでいっぱいでした。

そして、さらに奥多摩の奥、日原村へ。
ここは鍾乳洞で有名だけれど、もうひとつあまり知られていないけれど
巨樹、巨木がたくさん残っている場所なのです。
細い林道を上っていくと、ところどころに手作りの標識が。
まずは「ガニ沢 出会いのカツラ」
日原川の脇の大きな岩の上に、ぐぐ~んと存在感のある苔むした木が。
樹齢500年前後とのこと。
なんだか近くにいるだけでありがた~い気持になります。

そして続いて、名栗沢のトチノキ。
天狗のカツラへ。
どれも7m近い太さ。
トチノキは、急な斜面からぐいっと立ち上がっていて、
見上げるとくらくらした。
天狗のカツラは、大きな横枝が天狗の鼻のように。
我が家の庭にもカツラがあるけれど
こんなに大きくなるとはとびっくり。
東京に、樹齢500年を超える巨木がほんとうに
あったんだなあと、
なんだか少しうれしくなった1日なのでした。

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