夏休み日記~横須賀美術館~

今年の夏は海に行っていないなあと、ぼぞぼそ思っていたら、
バークレイに住むyokoさんからも、素敵な海の写真を送ってもらって
ますますああ、海に行きたいと。
そんなこんなで、1日だけ夏休みをとり、海の側にある「横須賀美術館」に
行ってきました。http://www.yokosuka-moa.jp/
観音崎の岬の近くに2007年にオープンした横須賀美術館。
何よりロケーションが素晴らしい。
前は浦賀水道に行きかう貨物船も眺められる東京湾が一望。
後ろは緑豊かな観音崎の自然公園に隣接していて、軽いハイキングも楽しめる。

中からみると

屋上もなんだか海にうかんでいるみたい

ガラスと鉄でできたスケルトンな設計。
建物の半分は地下に埋め込まれていて、一見すると平屋のようで
中に入ると地下にもたっぷり展示スペースがある。
なんとなく六本木の21_21デザインサイトにも通じるところがある。
開放感があって、周りの環境も一緒に楽しめる美術館でした。

見たのは「ブルーノ・ムナーリ展」。
お手伝いしている森と洋服のwebで、ムナーリ氏の「木をかこう」
という絵本をとりあげたりして、http://www.moritoyoufuku.com/story/enjoy/07.html
いろいろと気になっている方。
ムナーリ氏を一言で言うのは難しいのだけれど
プロダクツデザイナーであり、造形作家であり、絵本作家でもあり。
とにかく、気になったことを全部形にしてしまう、遊び心満載、ユーモアいっぱいの
クリエーターなのだ。
展示も、今まで書籍でしか見たことのなかった
「話すフォーク」や「旅行用の彫刻」「ゼログラフィーア」なども実物が
観賞できて満足。
子供向けのワークショップも、いろいろヒントをもらえた。
そらべあでも応用できるかもしれないな。

この美術館、お楽しみは食も。
「アクアマーレ」というレストランは行き交う船を見ながら
ゆっくり食事ができる。東京のイタリアンレストラン「アクアパッツア」
の経営ということで、味の確かさに納得。
美術館の周辺には観音崎灯台や、自然公園をめぐるハイキングコースなど
魅力的な場所が続く。
海も思いのほかきれいで、「泳ぎたい」欲求を抑えるのが
大変でした。
汗をかきながら歩いた後は、美術館前にある観音崎観光ホテルに
併設のスパへ。http://go-spasso.jp/indexfla.html
潮風に吹かれながらゆっくり露天風呂に入ったり、デッキチェアで休んだりと
すっかりリラックスしてしまいました。
そうそう、ここに行く時は美術館鑑賞券を見せて。400円引きになります(笑)

だんだん、テレビ東京旅番組みたいになってきましたが
最後は、最寄駅京浜急行の「馬堀海岸」で夕食を。
「築地 銀平鮨」のお寿司はネタがシャリの3倍という
超びっくり豪華寿司でした。
1時間ちょっとで行かれる観音崎は、アートも食も
海も堪能できて、すっかりお気に入りマークがついたのでした。
(絵日記終わり)

最近の記事

PAGE TOP