最近森ガール?

樹齢500年を超えるアカガシ

ユニークなひめしゃらフェイス

夏休みも兼ねて、箱根に行ってきました。猛暑が続く中だったので
箱根も暑い暑い。さすがに朝晩は涼しくなるものの、今年の夏はやはり異常。
というより、こんな気候がこれから日常化するかもしれないなと、ひしひしと
気候変動を肌で感じる夏でした。
箱根といっても、犬連れのため、美術館や観光地は避け、もっぱら森の中へ。
中でも「函南原生林」(かんなみげんせいりん)は、こんなところに、こんなに
広大な広葉樹の原生林が広がっているのかとびっくりのスポット。
その広さ223ヘクタール。江戸時代から水資源を保護しようと禁伐林として
手厚く保護されてきた森。木種も多く、樹齢700~800年の巨樹にも出会える。
広葉樹林は、水を蓄える力が強く、きれいな水を作るためにも、保水のためにも
欠かせないのです。

森の中には、アカガシ、ひめしゃら、ブナ、イヌガヤなどさまざまな広葉樹が広がる。
なかなか樹木の種類を見分けるのは難しいけれど、ここの森は「学習の森」と名付けられて
いるように、木の名前が書いてあるのでわかりやすい。
ピュアな天然林で森林浴をしたいという方にはおすすめの場所。
人が少ないので、できたら何人かで。迷うような場所ではないけれど、
かなり森は深いです。
目印は富士箱根ランド。ちょっとさびれたリゾート施設の裏に広がっています。

湖畔は静かな芦ノ湖

箱根ビジターセンターは走れる場所がいっぱい

2日目は箱根で涼を求めて、芦ノ湖に。
芦ノ湖も、にぎやかな場所はわずかで、ほとんどの湖畔は
自動車道路から離れていてとても静か。
私たちは、箱根ビジターセンターから入って、湖尻水門あたりを歩く。
のんびりと湖畔でピクニックをしている家族や、釣りを楽しむ人、
昆虫採集の人など、それぞれのペースで湖畔を楽しんでいる。
こんな箱根もあったのねと、改めて箱根の奥深さを実感しました。

滝壺で滝行もできる夕日の滝

足柄峠でうれしいワン!

箱根の奥深さは、帰りに寄った南足柄でも実感。箱根に隣接しながら
江戸時代には関所もあった足柄。
魅力的なハイキングコースもいっぱいです。
今回は涼を求めて「夕日の滝」に。金太郎が産湯をつかったそうな(笑)
落差23mの滝は、その形の美しさで感動。マイナスイオンをしっかり
浴びて、しばしぼーっと滝ウォッチングをしました。
なんだか夏バテから解放されたよう。
パワースポットと言われるのも、なるほどなあという場所です。

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