ありがと、アポロン

すっかり更新に間が空いてしまいました。
昨年12月20日に、愛猫ポポを亡くしたばかりなのですが
1か月もたたないうちに愛犬アポロンが旅立ってしまいました。
我が家の猫たちは22歳という長寿を全うしてくれていたので
アポロンも15歳くらいまでは一緒にいられると信じていたのですが
ネフローゼという難しい免疫系の病気になってしまい
10歳という若さでした。
思えば去年の6月くらいに、鼻がガサガサしてちょっとだけ鼻の頭が
出血しているのを見つけたのが、この病気との闘いの最初でした。
お医者さんに行っても「どこかにぶつけたのでは?」と最初は相手に
されなかったのですが、怪我をしたわけではなかったのです。

それから、医者も4件行きましたが、開腹手術をして腎臓の細胞を
とらないと病気の確定はできないということで、
そこまではしたくなかったこともあり、
日記で書いたように、漢方、鍼、お灸といった代替治療を選びました。
秋まではとても病気とは思えない元気さで
自転車で散歩をしたり、旅行に行ったり、ボール遊びをしたり
でも、病気は静かに進行していたのでしょう。
12月になって、いつものように家の中で大好きなボール遊びを
していた時、急に足を痛がりだしたのです。
今までに見たことのない痛がり方。血栓が足の動脈に飛んだのですが
そんなことはわかるはずもなく、車で来る緊急動物医療を
呼び痛みどめの注射を打ちました。
悪くなっていったのはその後から。あんなに散歩が好きだったのに
行きたがらない・・。
そして今年の連休後からがくっと食欲が落ちました。
年明けからステロイド治療を始めたのですが、病気の進行は
早く、最後は尿毒症になってしまいました。

今はまだ闘病中のことが夢に出てきます。
でも少しづつ、元気なアポロンも思いだそうとしています。
先日写真を見ていたら「僕はもうどこも痛くないから大丈夫」
と言われたような気がしました。
最後の3日間は旦那さんと交代でずっと付き添い、さすり、話かけました。
なくなる数時間前、不思議なことがありました。
アポロンが今まで聞いたことのない声で(イルカの声のようでした)
話しかけてくれたのです。
あれは、私たちへのメッセージだったと思っています。
ほんとにいろいろな所へ一緒に行きました。
毎日散歩は欠かしませんでした。
雑誌などの取材にも必ず一緒に写りました。
みんなに愛されたいいヤツでした。
たくさんの幸せな瞬間と安らぎをくれたアポロン、そして猫たち。
すっかり寂しくなってしまいましたが
今は一緒に暮せたことの感謝でいっぱいです。
ありがとう、アポロン。また会おうね。

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