風車っていいな

連載している「マイECO」の取材で、茨城県の神栖市というところに
行ってきました。
銚子のちょっと上あたり、鹿島工業地帯のあたりです。
このあたり、関東圏で最大の風力発電地帯だというのを知ってますか?
私は東北や北海道に行かなければこんな風景は見られないと思っていました。
青い空と海をバックに悠々と回る風車はかっこいい!
すっかりとりこになってしまいました。

今回の取材はこの洋上風力発電。洋上といっても陸から50m離れただけですが
それでも外海に出た日本初の「洋上風力発電」。
日本のメーカーによる日本が作ったエネルギーです。
今やっと国会で再生可能エネルギー法案の審議が再開されましたが
菅首相が自分の首をかけてでも通そうとしているこの法案、
これからの日本を左右するかもしれないくらい大事な法案だと思うのです。
今までいじわるをされつづけられた風力発電が、世界と同様に拡大をするかも
この法案にかかっているとも・・。
というのも、大手電力会社は太陽光はともかくも、風力は大嫌いでしたから。
知れば知るほど不条理な制度でがんじがらめにされて、普及されなかったわけです。

しかし、この神栖~銚子のあたりは、海岸線に本当にたくさんの風車。
それぞれ色が違ったり、羽に個性があったりと楽しいのです。
先日の地震と津波にもびくともせず、3日後には電力供給を再開した
偉い風車さんたち。
音の問題、振動の問題なども真下までいってずっといましたが
羽の音などは気持がいいくらい。波の音の方がうるさいでしょうという感じ。
そういう意味でも人家から離れた洋上や海岸の風車はこれから
どんどん増えてほしいなあと思います。
問題点も、原発の放射能汚染に比べたら、深刻さが天と地くらい違います。
解決策を考えればいくらでもあるでしょう。
米国の1.5倍の海岸線がある日本。とにかく、今は進んでいくしかないでしょう。
というわけで、次回のマイecoは熱く、風力発電を語ります、はい。

最近の記事

PAGE TOP