スウェーデン1 ystad

コペンハーゲンからスウェーデンまではオーレスン橋ができたので
電車で30分ほど。ほんとにあっという間です。
国境の町malmoは後にして、まずはystadという小さな
スコーネ地方の街へ。
最初に泊まったホテルは海のそばの 「Ystad Saltsjöbad」。
スパがあって、みんなバスローブをきたままゆっくり過ごしている、
いわゆるリゾート系ホテルです。

ホテルのインテリアが素敵でした。
その昔、青山の嶋田洋書で購入した「French country」の世界。
こういうシーサイドにも似合いますね、このスタイル。

もうこちらは秋の気配が濃厚で、とてもビーチで遊ぶ気温ではなかったのですが
その夏の終わりの空気感が、バルト海に何かぴったり合っていました。

ystadは古い家々が美しい街です。
細くてまがった小道をいくと、広場に出たり、また古い家が続いたり・・。
どの家もクライミングローズで飾ったり、中庭を美しく飾ったり
どれだけこの街の人がここを愛し、手入れをしているかがわかります。
この街は、スウェーデンの作家ヘニング・マンケルの警察小説
「刑事Wallander」の舞台としても有名。
BBC放送が作ったこの「Wallander」の熱烈なファンのひとりが
今回の旅の友だったのでした。

小さな広場を抜けてまっすぐいくと古い修道院がありました。
スウェーデン最古の修道院だそうです。
ここのガーデンが素敵でした。
花の名前が丁寧に書いてあり、テーマに沿ったガーデンになっています。
ハーブガーデンÖrtagårdenは、昔は修道院が病んだ人を癒すために薬草なども
育てていたのです。
後で資料を読むと、薬効別にきちんと植えられているのだそうです。
ローズガーデンにも花の名前がきちんと書いてあって
300年たった今も丁寧に育てられていました。

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