すすんでいるね、富山市

先日、毎日新聞マイecoの取材で富山市に行ってきました。
実は富山市、街にはこんなトラムが走っており、
交通政策を柱に、かなりエコな試み満載の街なのです。
最近の地方都市はどこも街の中心の活気が失われて
シャッター街が続くなんていうところも珍しくありません。
地方の文化の活性化は日本の活況にもつながるというのに
そういう風景を見るたびに寂しくなります。
しかし、しかし富山は路面電車を走らせ、郊外から車で来ても
無料で止められる駐車場を整備し、中心部へのルートを
しっかり確保。住まいも中心部に誘導し、
街を拡散するのではなく、「コンパクトタウン」にすることで
街を活性化しているのです。
*詳しくは24号マイecoにご紹介します。

こちらは、昨年から導入された自転車のシェアシステム。
カラーもデザインも何やらポップで素敵です。
というのも、これ自転車もシステムもおフランス製。
カードをかざすと好きな所で自転車が借りられ、
好きな場所で返却できます。
500mおきにステーションがあるので、とても便利。
パリにあるコミュニティサイクルと同じシステムです。
これ以外にも、富山市は環境政策を積極的に行っていて
もしかしたら、欧州の環境都市に一番近いのが
この富山市かもしれないとほんと思いました。

富山は、ほたるいかにます寿司、松葉カニにと
おいしいものがいっぱいで困りました、はい。
帰りにお土産に買った「さくら飴」もおいしいもののひとつ。
江戸時代の初期から作られている伝統の品。
昔は繊維業が忙しくて、食事をとれない職人さんも
愛用した、まさに栄養補助食品。
富山の薬は有名ですが、この飴もそんな薬のひとつのジャンルとして
作られてきたようです。
砂糖は全くつかっていなく、麦芽とでんぷんだけで炊き上げます。
これはしょうが味ですが、最後に来るしょうがの味がすごい!
甘さはやさしくて懐かしい味。
仕事の友にありがたくいただいているのですが
ひとつだけご注意を。
間違って噛んでしまった私は、歯の詰め物がそっくり
とれてしまいました。
とほ・・。

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