こんどは「そらべあ発電所」

先週はほんとにソーラーウィークでした(笑)。
飯田市に続いて、郡山へと。
郡山市のアルゴ保育舎幼稚園にそらべあ発電所を
つけたのでその式典です。
今回はソニー損保さんのご支援で、福島、宮城、岩手の幼稚園に
それぞれ1基ずつソーラー発電をつけました。
http://from.sonysonpo.co.jp/company/news/2012/02/003.html
いつものように、「そら」と「べあ」と行ってきました。

アルゴ幼稚園には、子供たちが書いてくれたそらべあがいっぱい。
ちょっと宇宙人ぽいそらべあもいて、なかなか楽しい。

先生方も生徒さんもみんな本当に喜んでくれたのですが
現実はまだまだ厳しいです。
子供たちは30分以上外で遊べないということで
幼稚園の前の庭は全く使われていません。
子供たちも、いつもの保育園では、そらべあのしっぽをひっぱったり、
涙をとったり、やんちゃな子がたくさんいるのに
今回はどこかおとなしかった。
外で思いっきり遊べないということは、子供たちに何か大きな
負担をかけているのではないかと思う。
放射能は、草や木の匂いや、土や水の感触、そういうものと子供たちが触れ合う機会を
奪ってしまうのです・・。

この園にもありました。線量計。
福島はどこの学校にも文科省がつけたようです。
先生曰く、「線量計はつけてくれたけれど、ただそれだけ。
どうすればいいか、全く何の情報もない」と。
一見して、郡山の町は普通に動いているように見えますが、
見えない何かとずっと戦わなければならない、
それがかえって辛い・・。
夏休みは関西へみんなで行くそうです。
とにかく休みは違う場所へ行って、思いっきり外で遊んで
内部被曝量を減らしてほしい、そう願うばかりでした。

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