101歳の言葉

すっかり更新が空いてしまいました。
気がつけばもう6月ですね。
何やら仕事の波にのみこまれて、息もたえだえでした。
さて、私が使う私鉄沿線の駅には毎年つばめが営巣して、
子育てをしています。
今はもう子供が大きくなりすぎて、親は巣に入れないのか
夜になると駅の階段上の手すりに止まっています。
通勤の人たちも、つばめの子育てを暖かく見守っているようで
和みます。

和むといえばこの寝姿。
我が家のならずもの「むぎ」です。
忙しい時に限って、机を占領し昼寝。
全く邪魔で暑苦しく・・・。
でもこの寝顔を見ると力が抜けて緩みます~。

さて、表題の101歳の言葉。
私の最高齢のお友達、アイおばあちゃんです。
8月にはなんと102歳になります。
「お昼でも食べにいらっしゃい」というお誘いを受けて
久々にアイさんのお宅を訪問。
アイさんの郷土、新潟長岡の大きなお豆の入ったおいしいおこわ、
お吸い物、ホウレンソウのおひたし、たまご焼き、お刺身とたくさん用意して
待っていてくれました。
「もう昔のように作れなくなった」と嘆くアイさんですが
ほんとにおいしかった。
お茶一つ入れるにもそれはそれは時間がかかるのだけれど
101歳で料理ができて、人をもてなすことができるというだけでも
ほんとにすばらしい。

アイさんはもう40年以上市民運動を続けていて、今も現役。
今回も昔出した書籍を書きなおしたいという相談でした。
そんな風に、「やりたいことがあって、それを続けている」という
ことも、こんなにお元気でいられる理由だと思うのですが
アイさんにそれ以外のコツを聞いてみました。
ひとつは、「辛いことがあっても、きっといつかは今より
よくなると信じること」
もうひとつは「いやなことがあった時は鼻歌を歌うこと」
とのこと!
なるほど。やっぱり負の気持を引きずらないで、ある意味楽観的に
そしてうまく昇華することなのですね。
鼻歌効果も101歳のアイさんを目の前にすると確かにあるかもと
思えます。
「やりたいことをやること、負の気持を早く手放すこと」
アイさんの存在は、私にとって生きている歴史、
そして「人生の師匠」でもあります。

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