~太陽光いらっしゃい~電力自給システム作りました。

3.11後、計画停電などもあり、東京直下型の地震が7割以上の確率で
来るというような報道もあって、
やっぱり独立型の太陽光パネルが欲しいなあと思っていたところ、
そらべあ基金で、太陽光パネルのワークショップを
やることになり、参加してきました。
教えてくれたのは、神奈川県にある藤野電力さん。
藤野電力といっても、元々トランジションタウンという化石燃料に頼らない
暮らしをめざそうという市民グループから発生した
ゆる~い団体。
すでに全国十数箇所でワークショップを展開していて、あちこちで
ひっぱりだこです。
http://fujinodenryoku.jimdo.com/

ワークショップは
太陽光パネルとコントローラー、バッテリー、インバーターなどを
自分でつないで、太陽光を電気に変えてバッテリーにためておく
電力自給システムを作ろうというもの。
藤野電力さんが用意してくれたものがあらかじめ机の上に並びます。
ほとんど電気音痴の私にできるのか、不安でいっぱい。

作業は丁寧に教えてくれて、ケーブルの芯線を端子に圧着していくだけ。
といっても、昔々理科の授業で豆電球を扱ったことがあるくらい
なので、最初はこわごわ。でも慣れてくるとビーズ手芸よりよっぽど簡単!
太陽光パネルで作られた電気は直流なので、本当は直流のまま使った方が
効率がいいとのこと。
車についているシガーソケットだと直流のまま使えます。
でも、もちろん直流を交流に変えて普通の家電で使えるようにするインバーターも
つけます。
これでノートパソコンだと7~8時間は使えるそうです。
携帯や電気シェーバーなど充電ものもこれでいけそうです。

50wのパネルですが、携帯やノートパソコン、乾電池の充電などには十分です。
何より自分で電気を生むシステムを作れるということがほんとにすばらしい。
今回は4万円ちょっとで、自前の発電装置をもつことができました。
パネル代は下がっているので今後はもっと買いやすい値段で普及するはず。
去年出した本にも書いたのですが、誰もが3kwの太陽光パネルをもてるわけではない
ので、ベランダで1枚パネルを置いて発電する、そんなシステムがもっと
普及すればいいのにと思います。
さあ、これからどんな風に使っていきましょうか。
太陽熱はこれまでもしっかり使わせてもらっているので太陽光発電がプラスされれば
こんなに心強いことはありません。
ちなみに、わが家の先月のガス代は1600円台。
暑い夏だからこそ、太陽のエネルギーを暮らしの中で
使っていくことは、とても理にかなったことなのです。

最近の記事

PAGE TOP