涼を求めて 

今年の夏はほんとに厳しい。雨が降らないのもちょっと辛いです。
とにかく涼しい場所に行きたいと
ずっと気になっていた山梨、笛吹川上流の西沢渓谷というところに
行ってまいりました。
渓谷沿いに整備された10kmのコースを歩く歩く。
ちょっとカッパドキアを連想する七ツ釜五段の滝を始め
いくつもの滝が現れます。
川の流れる音と、緑の濃さに癒されて
都会の暑さをしばし忘れました~。

一般的に有名な場所じゃないかもしれないのですが、
ここは、「森林セラピー」基地、
「21世紀に残したい日本の自然100選」「森林浴の森100選」
「水源の森100選」「新日本観光地100選」「日本の滝100選」
おまけに「平成の名水100選」にも選ばれてしまう
ネーチャースポットなのです。
それだけ選ばれているのもとわかるような、
日本の豊かな森を象徴するような
フィトンチッド、マイナスイオンいっぱいのところでした。

面白かったのは、帰りは渓谷を離れてトロッコ道を歩くこと。
トロッコ軌道は、三富村と塩山駅を結ぶ「三塩軌道」と言われ
昭和43年まで、木材搬出に使われていたそうです。
トロッコは、自然勾配を ブレーキだけで下り
登りは馬で二台づつ引き上げていたそうですが、すんごい急こう配が続く山道。
馬共々滑落する人も多かったようです。こわ。
秋は紅葉が見事だとか。ちょっと涼しそうですが
紅葉と渓谷美もまた違う自然を楽しめそうです。

帰りは山中湖で宿泊。
暗くなると、富士山を登る人のライトが山頂まで点々と見えて
びっくりしました。
なんでも山梨側からも今年の7~8月で25万人を
突破したとか。
ちょっと混み過ぎのような気もしますが・・。
みんな何を求めて富士へ登るのでしょう。
私の場合、富士山は見る方がいいかな。
今回も富士山の気をたっぷりもらって
元気になって帰ってきました。
世界遺産の認定も見えてきた富士山。
日本のアイコン、大事にしたいものです。

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