デンマーク取材の旅

昨年訪れたデンマークですが、縁あって再訪しました。
今回は「State of Green」という半官半民のデンマークの環境団体が主催する
プレスツアーに参加。
デンマークのグリーンテクノロジーや政策を幅広く取材してきました。
しかし、事件は起きました。
出発前日、デンマークに住む知り合いにメールをすると、「朝晩は10℃くらいだよ~」
という返事。
どうやらもうあちらは晩秋の景色のようで、コートやらセーターやらを持って行かなくては
いけない。でもその頃東京は昼間は30度近い暑さ。
ということで、冬物収納を出そうとベッドを持ちあげた時。
やってしまいました「ぎく~~~~~」
腰です。そう、ぎつくり腰。
なんとか動けるものの、10時間を超える飛行機はまさに忍耐の時間となったのでした。

そんなわけで波乱のスタートとなったデンマークでしたが
コルセットとホカロン前日と駆け込んだ鍼治療のお陰でなんとか乗り越えました。(まだ痛いけど)
コペンハーゲンは予想通り晩秋の気候。
今回泊まったのは、最近若者の間でも人気のエリアにある小さなホテルIbsens。
環境に配慮したカーボンニュートラルのホテルで、エコホテルの認証「Greenkey」も
受けていました。
さすがエコホテルということもあり、アメニティは全くなし。
シンプルそのもの。ティッシュボックスもないのにはびっくりしました。
シャンプーもボディソープと兼用できるものが浴室の壁についているだけ。
エコホテルというのはある意味簡素であるのはしょうがないけれど
ここまでやるのね。

でも、ホテルの中はアートな雰囲気でなかなかよかったです。
4泊6日で回った取材箇所13カ所!
政府団体の企画した内容なので、
デンマークの環境政策から先進的企業までをじっくり知るまたとない
機会となったのでした。
一言でいえば、「進んでいる」。原発を作らず
自然エネルギーにシフトしたデンマーク、ほんとうに学ぶところがいっぱいでした。

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