お正月にプチ模様替え

今年もあっという間に10日が過ぎました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
12月は長年の大事な友人が亡くなり、クリスマス気分という感じ
ではなかったので、静かにホリデーシーズンを過ごしました。
お正月はいつものようにおせちを作って双方の両親に
届けて、初詣をしてというパターン。
あたり前のことが家族そろってできるというのがお正月の
幸せのように思います。
今年はお正月に少し時間があったので、プチ模様替えをしました。
そのひとつが、これ。
リビングのカウンターの幅に合う家具をずっと探していたのですが
セミオーダーで作ってもらえることになりました。

この家具、大分県日田産の燻煙杉を使っています。
スモークサーモンのように杉の木を薫製することで
割れや反りを少なくするという製法です。
国産材の家具もずいぶん増えてきてデザインのいいものも増えてきてうれしいです。
国土の7割が森林に締められている森の国日本なのに、家具などはほとんどが外材を使った
ものが売られています。
日本人が日本の木を使うことは、日本の森を守ることにつながるのですが
今までなかなか製品側でも消費者側でも意識されませんでした。
もちろん、いいものがなければ買わない、つまり消費されないわけで
山にお金がおちていかず、山が荒廃してしまう。
そんな悪循環をたちきるひとつの答えは、やはりデザインだと思います。
今、タオルや雑貨でも「Made in Japan」のものが見直されているように
木製品でも同じデザインだったら国産材を使うようになってほしい。
まあそういうわけでこの家具は国産材です。ネコに汚されないように
ドイツ製の通気をさまたげない塗料で自分で塗装しました。
なかなかいい色味になりました。
国産材の家具こちらのサイトで購入しました。
いろいろとお世話になっているエコレさんのサイトです。
http://www.ecore-wa.com/SHOP/g10556/list.html

二つ目の模様替えがこれ。
不思議な顔のネコ、ワカメ(写真左)のことではありませぬ。
椅子のカバーをずいぶん前に買っておいた防汚加工のある布で
縫ってみました。
それもこれも、札付きの悪、ムギ(写真右)のお陰です。
彼は、ダイニングチェアを噛んで、中の綿を出すことを趣味としており
過去に1度貼り替えたものの、1週間もたたないうちにボロボロにしてくれました。
そんなわけでヤツが興味を示さない布地で覆ったわけです。
効果は今のところ上々です。
貼り替える前にやるべきでした。

最後はこれ。
こちらも数年前に買ったまま放置してあったIKEAのフレームに
写真を入れて飾りました。
写真は、現在カナダのビクトリアに在住する友人、matsuさんによるもの。
matsuさんは古い友人で、毎日新聞のマイecoの表紙なども
ずっと書いてもらっていました。
最近デザインワークだけでなく、写真の腕前も上げて
いい作品を作っているので、いくつか好みのものを伝えて
シリーズで構成してみました。
matsuさんの作品はこちらから見ることができます。購入も可能。
http://www.matsuphotography.net/
http://www.flickr.com/photos/69951756@N00/
少し時間のあったお正月にまとめて家のあれこれを
やりました。リビングも少しグレードアップしたかのよう。
こんなお正月もなかなかいいものです。

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