Yayoi Minowa Green journal

4月もあっという間に過ぎようとしています。
すっかり更新をご無沙汰してしまいました。
3月末に母親が入院して以来、病院、仕事、介護、そして病院と
めまぐるしい毎日です。
でもそんな中でも
庭は小さな花たちでいっぱいになりました。
ほんとに楽しい、愛しい季節ですね。
昨年植えたカモミール(左）はすっかり大きく育ち
シャガの花もとても美人。

カロライナジャスミンは、隣からの目隠しもかねたフラワーウォールに。
はなにらは3月最初から咲き始めて、もう終わりのシーズンです。
はなにらは、春をお知らせしてくれる花なので、ちょっとにら臭いですが大事にしています。
毎年その面積を広げていく、旺盛な生命力も。
ずぼらなもので、基本的に毎年咲いてくれる花や宿根草が好きなので
それらを増やしていったら
12年目の庭は、ずいぶん種類も増えました。

さてさて、本題。
そんな春でしたが、ちょっとしたプロジェクトが進行していました。
両親の持つ古いアパートの1室をエコリノベーションしたのです。
大分の杉の無垢フローリングに、珪藻土の壁、電磁波防止もしてあります。
珪藻土塗りは自宅で経験があるものの、今回は範囲も広く
人に貸す物件なので、珪藻土のプロに教えをいただいて
大勢で塗りました。

珪藻土は、いわゆるプランクトンが堆積してできた土ですが、
その調湿効果はびっくりするくらいあります。
空気清浄機や加湿器がいらなくなるくらい。
この部屋にいると、空質がいいのを実感できます。
みんなとてもリラックスできるのです。
ほんものの珪藻土でないとダメですが・・。
コテ痕を残すのも楽しく、人それぞれ仕上げ方も違って
なかなか楽しいイベントになりました。
疲れたけれど・・・。
この珪藻土塗りワークショップ、5月に今度は広く一般の方にも
参加してもらえるようにしてやることになりました。
これはまたお知らせします。
お部屋も見違えるようになって、早速入居者が決まりました。
友人でもある米国で数十年暮らしたY子さんの日本での拠点になります。
気にいってくれるといいなあ。