南相馬の小学校で「そらべあスクールプロジェクト」

またまた、そらべあのイベントで福島県南相馬へ行ってきました。
今回はいつものように屋根にソーラーパネルをつけるのではなく、
子供たちと一緒にソーラーパネルと蓄電池をつなげる作業をやって
そのパネルを使ってエレキギターを鳴らしてみようという
体験型環境学習です。
もちろん体験の前にはそらべあDVDで地球環境のことをお勉強。
地球温暖化クイズもあって、みんなでそらべあが泣いている訳を
学びます。

2時間目は藤野電力さんによるソーラーキット工作。
これが意外に難しいのですよ。
配線をつくって、蓄電池やインバーターなどの機器につなぎます。
実は私も以前藤野電力さんに教えてもらって作って家でこのシステムを
使っているのですが、配線ちょっと苦手。
子供たちにつなぎ方間違えて教えてしまったり、全然ダメな指導員でした。
ごめんなさい。
今回行った小学校は2日間で2校。
太田小学校では6年生の生徒計16名が、上真野小学校では4年から6年生までの生徒56名が
参加して、全部で14枚のソーラーキットをつくりました。
1枚が50wのものがほとんどですが、かなりの発電量になりますよ。
パソコンも携帯電話も使えます。雨の日だって
バッテリーがあるので大丈夫。

ソーラーキットが完成したら、実際に発電をして
アンプ付きギターにつないでライブ!
ソーラー武道館をやった、熱いソウルのギタリスト、佐藤タイジさんによる
ライブが。
子供たちも食い入るように聞いていました。
ソーラーはロックだぜ、と思うひと時なのでした。

そしてそして、もちろん子供たちだって弾きたいですよね。
エレキギター。
みんなタイジさんやスタッフに教えてもらって
ちびっこギタリストに。
いろいろ大変な思いをしてきた南相馬の小学生たちですが
この時ばかりははじけるばかりの笑顔、笑顔でした。

最後にみんなで「翼をください」を合唱。
タイジさんからはサイン入りのギターも寄付されました。
ほんとに子供たちの笑顔にはいつも励まされます。
化石燃料や原発に頼らない未来をこの子たちで作っていってほしい、
心からそう思いました。
福島放送でもこの日のイベントがニュースとして取り上げられました。
こちらで見られます。
http://youtu.be/I0Wj6P5_5ok

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