雷雨の尾瀬

7月最後の週末、はじめての尾瀬へ行ってきました。
尾瀬と一言で言っても、群馬から新潟まで、かなり広いエリアなのですね。
今回はその中でも最もポピュラーな尾瀬ヶ原周辺へ。
な湿地帯の中の木道を歩きました。

浮島に周りの山々が映り込むその広大な湿地は、尾瀬ならでは。
蓮の原種「ひつじぐさ」も可憐な花を咲かせていました。
しかし、この日大気の状態があやしく、午後から真っ黒な雲がわいてきました。
そして、すざまじい雷雨。
隠れるところもなく、誰もいなくなった雷雨の中の湿地帯を歩くのは
なんともスリリング。同行の友人は、雷と共に、腰が引け
笑顔もなくなり・・・。
でもなんとか小屋にたどりつきました。

そして、その小屋から鳩待峠からのバスの時間に間に合うかどうか。
雨宿りの時間を考慮に入れていなかった私たちは
奇跡的にあがった豪雨の合間をぬって、競歩並みの速足で
木道を歩いたのでした。
そして、バスの時間にもなんとかセーフ。
帰りは周りを見る余裕もなく、
時間配分と天候を熟慮しなかった甘さを感じました。
このところの猛暑と天候の急変で、夏山も余裕をもった
プランが大事ということですね。
でも、水辺と山と湿地が一体化した尾瀬はone and only!
またゆっくり訪れたい場所です。

最近の記事

PAGE TOP