パーマカルチャー的暮らし

先日、フロマエの立ち上げにもかかわってくれた新納さんのご紹介で
パーマカルチャーデザイナー四井さんのご自宅へ伺う機会がありました。
場所は山梨の北杜市。
南アルプスの見える、素敵な場所です。
実は、四井さんのパーマカルチャーガーデンはもう10年くらい前の
愛知万博で取材をしたことがあります。
その時に取材対応してくれたのが、前述の新納さん。
不思議な縁は10年後巡り巡ってまたやってきました。

さてさて、パーマカルチャーとは何ぞやというのは、ちょっと一言で
説明するのは難しい。
「自然の多様な生態系システムの観察と昔からの農業のやり方の中に含まれている智恵、
そして現代の科学的・技術的知識を基盤とした、人間にとっての恒久的持続可能な環境
をつくり出すためのデザイン体系」とものの本にはなっていますが、
いわゆる農的生活を軸にした持続可能な暮らし、昔の日本がもっていた
里山的な暮らしでもあります。
効果的に育つように作物組み合わされた畑、廃棄物もすべて循環させる仕組み、
すぐそばにある資源を最大限に使い、自然のシステムを最大限に活かす。
四井さんはそれを八ヶ岳の暮らしの中で
今の時代に合わせて再構成しているようでした。

ご自宅は中も周りも本当に素敵でした。
決してインテリア雑誌で見るような素敵さではありません。
すべてのものが活かされ、使われている
自分の手で暮らしを営んでいる風景。「ていねいな暮らし」というキーワード
がありますが、それをもっと体系的に進化させているとうのでしょうか。
たくさんの学びがありました。
東京で暮らしていると無理と言うのは簡単ですが
東京暮らしでもできることはたくさんありそうです。
そのあたりを今度四井さんに聞いてみたいなあと
思います。
この日のことをwebマガジンでコラムに書きました。
詳しくはこちらをhttp://openers.jp/interior_exterior/ispecial/perma_culture_design_42009.html?rp=cgytop

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