住みたいかも、ポートランド

ACEHOTELを宿に。

7月に取材も兼ねて、言ってきた米国オレゴン州「ポートランド」。ポーランドじゃないですよ~。
すっかり時間もたってしまいましたが、噂にたがわず良い町でした。
今「米国で最も住みたい街NO.1」「米国で一番グリーンな街」「米国で一番グルメな街」とかいろいろ言われているわけですが、ほんと食べるものはおいしいし、トラムでどこでも行かれるし、
森や自然はすぐそこだし、魅力あふれる地方都市なのでした。
ニューヨークやロスじゃなくて、こういう地方都市に注目が集まるのはとてもいいことだと。
そこに集まってくる人も、今までの経済至上主義じゃない人が多いようでした。

今回の取材の目的の一つ、再開発されたパールディスクリクト地区。
再開発といっても、ピカピカのビルなんてひとつもない。みんな昔の倉庫や工場跡を
うまく活用してリノベーションしている。
古さは味わい。そして文化と歴史が詰まっているのです。
それに壊して建てると余計に資源やエネルギーがかかる。
なのでグリーンな都市ポートランドはとにかく古い建物を大事にして、クールにリノベが主流でした。
そしてアメリカなのに車がなくても動き回れる。そこかしこにストリートカーやトラム、バスがあり
下町生まれの私としては大変ありがたいのでした。
もちろん、これも街の戦略。ウォーカブルな街にしてCO2を減らし、
人々の触れ合いをつくるというわけ。

そして、ポートランドは食の町。
ほとんど毎日どこかで産直のファーマーズマーケットが開かれている。
これがまた、オーガニックばかりでとにかく新鮮。
こんな野菜を毎日食べられたら、ほんと幸せです。
これもまた街の戦略。街があまり拡張しないように都市成長境界線をつくって
その周りは森や農場に。だから街からすぐのところに新鮮な農産物を供給できる
農場がたくさんあるわけ。

サードウェーブと呼ばれるコーヒーも百花繚乱。
日本でも人気のブルーボトルコーヒーもいくつかあるし、
ストンプタウンコーヒー(Stumptown Coffee Roasters)は
泊まっていたホテルの隣に(中でつながっている)あるという贅沢。
おいしいコーヒーには朝から晩まで全く困らない。
写真はパールディスクリクトにあった「バリスタ」(Barista)。
ハンドドリップで丁寧に入れてくれて、ここのカフェ・オレは今まで飲んだ中で
一番おいしかった。う~ん、また飲みたい。

そして、クラフトビール!
市内には50軒以上のブルーワリー(醸造所)があって
作りたてのビールがこれでもかと楽しめる。
アメリカのビールって、昔は水みたいに味のないビールが多かったけれど、
今はしっかり作りこんで、バラエティも豊富。
まるでドイツかチェコのビールのようでした。
毎日おいしいビールをありがとう、ポートランド(笑)
ということで、ポートランドの魅力第一弾の報告でした!

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