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脱炭素特集 「廃食油から国産材まで、国産原料で空を飛ぶSAF製造計画が過熱」

サステナブル・ブランド ジャパン ( 2023.04.24 掲載)

脱炭素燃料であるSAF(持続可能な航空燃料)を国内の原料で製造しようという計画が過熱している。大手外食チェーンの「スシロー」などを運営するフード&ライフカンパニーズ(F&LC)は日揮ホールディングスなど3社と連携し、24年から店舗から出る廃食油を利用してSAFを製造する計画を発表した。同社は飲食店や家庭から廃食油を資源として回収するためのプロジェクト「Fry to Fly Project」も立ち上げた。一方、日本製紙は住友商事などと提携し、国産材を使ってSAFの原料になるバイオエタノールを、王子ホールディングスも同様に日本最大の社有林を使ってSAFの商用生産を計画する。政府は2030年に国内航空会社の燃料使用量の10%をSAFに置き換える目標を掲げており、国産SAF供給網の整備が急がれている。 詳しくはこちら

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