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Waramu Rice Straw Crafts: Helping to Herald the Future of the Region

稲わら細工で地域の未来を切り開く「わらむ」

環境省のwebsサイトに協力しました。ローカルの資源を使って地域を活性化する日本の事例を海外向けに紹介した「Library 」です。

長野県飯島町にあるわらむは、大相撲に欠かせない土俵だわら(こも)作りを一手に引き受けるほか、しめ飾りや注連縄など日本の神事に欠かせないわら細工製品などを製造している。元は町おこしのために企画した「米俵マラソン」に使う米俵を作る人がいないという現実に直面した同社代表の酒井裕司さんが、自分で作るしかないと本業の傍ら米俵作りを始めたのがきっかけだ。それが土俵だわらの作り手を探していた日本相撲協会の目に留まり、2018年九州場所から製作をし、今では年間150~180もの土俵の俵をつくる。地域には俵作りに好適な白毛もち米のわらがあり、付加価値をつけて活用することで農家の収入増にもつながる。同時にわら細工を継承する職人の育成にも力を入れ、特に社会的弱者の方の雇用を増やしている。人口1万人に満たない町だが、同社は地域の資源と伝統を活用したわら細工のブランド化により地域の雇用を生み出し、地場産業として育てていくことを目指している。
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