● 「新月の木」って?

台風が過ぎて、束の間の晴れ間が現れた週末。
小田原に「新月の木」の取材に行ってきました。
「新月の木」とは、冬の間の下弦の月から、新月に向かう7日間ぐらいに
伐採した木で、この時期に切られた木は、腐りにくく、反りや割れなども
少ないという、不思議なお話。
どうやら、月相によって、伐採された木のクオリティが
変わるようなのです。
防虫剤も使わないで、法隆寺などが何百年ももっているのも
新月の木を使っているからだそう。
一緒に行ったカメラマンのKさんは、最初はそーゆー非科学的なことは
苦手だといいつつ、お話をきいたIさんの熱意のこもったお話と科学的説明に
だんだんテンションが上がり、最後は新月の木に虫やカビがつかない理由を
地球と太陽と月の引力と磁場の関係で解き明かそうと、Iさんと二人で
大盛り上がり。
正直、天文学的なことが苦手な私はお2人についていけず。
でも、生き物すべては、自然のリズムや影響を受けていることは
間違いないわけで、そのひとつなんじゃないかと素直に受け止めました。
日本の林業を復活させるためにも、新月の木はとても魅力的!
詳しいことは、9月号の毎日新聞「マイeco」を読んでみてください。

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