「エネルギーシフトパレード」へ

今週の日曜日24日はアースディのイベントへ。
毎年、そらべあ基金で出展していたのだけれど、今年は被災地への
ソーラートラック支援へ行くなどしていたので、出展はなし。
それでというわけではないのだけれど、友人Oさんのお誘いで
「エネルギーシフトパレード」というデモに参加しました。
なんと、初デモ参加。学生時代にデモ体験もなく、ほんとにノホホンと学生
時代を過ごしてしまったので、主張するということを全くしてこなかったわけです。
だから、なんとなくデモってどーよ?という感じだったのですが
今は日本の有事。このまま変わらなかったら大変なことになるという思いと
海外のデモを見ていると、先日のチュニジアの政変もそうだけれど
シンプルに民意を伝えるにはデモというのも確かに大事な方法かもしれないなあと
思い参加したのでした。
先日、エネルギーの勉強会で
ドイツの環境ジャーナリスト村上敦さんが「ドイツではデモで子供たちに自然に環境学習
をさせる」というのも、デモのイメージを変える言葉でした。

アースデイのデモは、とってもソフト。デモというよりパレード。
警備をしてくれた警察管もソフトで、三線のお囃子に乗り、清志朗さんの歌を歌い
表参道や原宿を歩いたのは、楽しかったかも。
反原発じゃなくて、「エネルギーシフト」という主張もグーでした。
でも、ドイツでは25万人が脱原発デモをやったように、日本でも
もっともっと大きなうねりになって政策を変えられる力になればと思います。

さて、これは2週間前の週末ですが、神奈川県の藤野というところで
「ミツバチの羽音と地球の回転」http://888earth.net/index.htmlという映画を見てきました。
以前に、毎日新聞のマイECOで取材した「トランジションタウン藤野」
の主催。
桜も咲いて、藤野の里山の中にあるオーガニックカフェでの上映会は
監督の鎌仲さんもいらして、盛況でした。
この「ミツバチの羽音と地球の回転」は山口県の祝島というところの
村の人たちが10数年、目の前にできる予定の上関原発に反対している
ドキュメンタリー。ただ、単なる反原発ではなく、スウェーデンなどのエネルギー
政策もしっかり取材してあって、とても素晴らしい作品です。
写真は鎌仲ひとみ監督。女性でありながら10年以上、原発にかかわる作品を撮り続けている
骨太の方。「六ヶ所村ラプソティ」や「ひばくしゃ」など、今だからこそ
多くの人に見て、考えてほしいと思います。
再上映の声が多く、各所でも上映中。http://888earth.net/trailer.html

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