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農作物栽培でCO2を積極的に使う「CO2施肥がじわり広がる、トマト菜園などで収量アップに貢献

サステナブル・ブランド ジャパン ( 2023. 6.22 掲載)
気候変動対策でやっかいもののCO2を積極的に使うことで、農作物の収量を増やす農法が広がっている。CO2の濃度が上昇すると植物の光合成速度が速くなり、植物の生育が進むという特性を活かした農法で、農業先進国のオランダでは、以前から活発に行われている。カゴメは「カゴメ富士見工場」(長野県)で発生したCO2の一部を隣接するトマト菜園に送ることで生産量の増加をはかっている。茨城県常総市に官民連携で開発された「アグリサイエンスバレー常総」の日本最大級のミニトマト農園でもCO2を栽培に有効活用するなど、各地で広がりを見せる。エネルギーを多量に使う施設園芸では、CO2の排出削減と活用の両面でのイノベーションが求められている。
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