我が家の生物多様性

この夏ぐらいからずっと、動物病院に通いつめている。
猫のポポは御年22歳。
人間と同様、猫も年をとると歯がだめになる。
ポポは、もう残っている歯は数本なのだけれど
下の歯の歯周病が悪化して、一時は顎に穴があいて
出血するというところまできて、歩くこともままならなくなった。
もうだめかなあと思うこと数回。
人間でいえば120歳を超える年だし、あまり苦しめるような
治療はできないし、実際麻酔は心臓が止まってしまう可能性が
あるので打てない。
なので、治療もできることが限られているのだが、彼女の生命力はすごい。
出血しながらも食欲は衰えず。
毎日家で点滴。あとは抗消炎剤、抗生剤などで
かなり元気になってきた。
首の後ろは痛みをかんじないので、そこに針をさして
点滴パックをプッシュして点滴をする。
もう慣れたものだ。

そして、9歳の愛犬、アポロン。
こちらは6月くらいから鼻の炎症があり、食欲も落ちて
調子を崩す。
いくつかの病院を回って、たぶん、免疫系の病気だと。
腎臓の値が恐ろしいくらいに悪い。
確定するには腎臓の細胞検査が必要だが、開腹手術になるし、
できればしたくない。
ステロイド剤による治療も副作用が心配。
ということでここ1カ月は鍼と漢方という代替療法を
試している。
15品目を入れた手作りご飯は、旦那さんが頑張って作ってくれている。
本人、かなり元気を取り戻し、走ったり遊んだりと、一見
以前と変わりないように見えるが、数値は相変わらず悪くまだまだ
油断できない。
顔の毛がぬけ、色も真っ白になってしまった。
とにかく、元気になるように毎日祈るような気持ちだ。
動物の治療は保険もきかないし、経済的な負担も大きいが
できることはしてやりたい。
毎日の一緒の時間がますます貴重なものに
思えてきた。

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