Yayoi Minowa Green journal

5月が終わり、6月も終わろうとしている。
連休からスタートした新しい書籍の執筆だが、なんだかんだと2カ月近くが
かかってやっと、すべての原稿を書き終えた。
ほとんど休みなく働いているのだけれど、やはり他の仕事があったり
どうしても書けない時もある。
私の場合は、小説でもなく、どちらかというとテーマに沿って
情報を整理してわかりやすく書いていくだけなのだけれど
それでもやはり、本というのは書くたびに寿命が縮むように思う。
よく、1年に何冊も出す人がいるけれど、どうしてそんなことができる
のだろう。
と思っていたら、比較するのもおこがましいけれど、村上龍さんがメールマガジンで
こんなことを言っていた。
「職業的に小説を書きはじめて35年が経ちますが、慣れるということはありま
せんし、執筆が楽になることもありません。」
そうなんだ。何年やっても楽にはならないわけですね。
誰もが生みの苦しみと、それをクリアした時のある種の快感を感じるために
作っているのかなと。
私の場合、なんだか山登りの気分。
やれやれやっと3合目、あともう少し、9合目といった具合。

ところで、ゴールデンウィークに植えた緑のカーテンはすくすくと育ち、
もう6本ばかりきゅうりが収穫できた。
でも、雨が多いせいか葉の生育がよくない。きゅうりは収穫できるのだけれど
葉がしげらず、カーテンになりそうもないのが残念。
まあ、これからつるの上を摘芯すれば、横にもつるが伸びてきてくれるかなあと
期待している。

すくすくと言えば、猫のむぎちゃん？も、3.5ｋｇを超えて
まだまだ大きくなろうとしている。
どうも猫というより小熊のようだ。
うわさのむぎちゃんも、今度の本にちょっとだけ登場します。
三毛猫のわかめもたぶん誰もわからないと思うけれど
シルエットで登場(笑）
そして、愛しの故アポロンももちろん登場します。
自慢ではないですが(自慢か）、今まで出した本にはずっと
うちの動物たちがどこかに登場している。
今回は、カメラマンの方に撮ってもらったのですが
特に写そうとしたのではないのですが
いつの間にか入ってしまっていたので、そのまま
使っていただいたという・・・。
とにかく、もう9合目までは来たのであと少し、
がんばります。