東京でイルカと遊ぶ

先日東京でブルーベリー狩りを楽しみましたが、
東京はまだまだ奥が深い。
野生のイルカだってしっかり生息しているのです。
それは伊豆七島の中のひとつ御蔵島。
三宅島よりもう少し南。
1周17kmのお椀のような形をした小さな島です。

近すぎ!でもアイコンタクトしています。

御蔵島は現在150頭前後のイルカが住んでいます。
島の豊かな緑と黒潮に育まれた豊かな海があるからなのでしょう。
たくさんのイルカたちと会えました。
竹芝桟橋からフェリーで揺られること8時間弱。
朝1番の雨があがってすぐに村一番の船長さんの船に乗り込みます。
寝不足で体力がもつかなあとちょっと不安でしたが、
イルカにいる海に入ると全くそういう不安は消え去りました。
このところの猛暑で海水温は高く、波もほとんどなく
絶好のコンディション。
親子のイルカに挟まれたり、一緒に並走(泳)してもらったり
イルカもとてもご機嫌な様子。
イルカのクリック音も聞くことができたし、黄色いイルカのうんちも初めて見ました。
何より、御蔵ブルーの海に光のカーテンがゆらいで
その中をゆったり泳ぐイルカたちをこの目で見られるとは。
帰ってきて写真を見てもなんだか夢をみていたかのように思えます。

結局、午前中に6回ほど海に入り、のべ50頭くらいのイルカに会えました。
これは後から聞くとかなりラッキーなことのよう。
まずは、御蔵島周辺の海は荒れやすく、接岸できるかどうかも毎回条件次第。
数日前までは台風の影響で船も出ていなかったのです。
その根朝の大雨もあがって、日差しが出て、波もなくナギ状態。
ほんとにいろいろな好条件が重なってのことだったようです。
長年イルカ船を出している船長さんも「めったにないよ」と。
ビギナーズラックだったようです。

御蔵島は東京都とはとても思えないほど自然が深く、貴重な生態系が
そのままに残されています。
イルカをこれだけ近くで見られるのも、村の人達が
イルカを大事にし、それをイルカもわかっているからなのでしょう。
ほんとにイルカたちは自由で、好奇心いっぱい。
遊ぼうよと寄って来てくれるイルカに、潜る技術がなくて
応えられない自分がはがゆいばかりでした。
今回は長年御蔵島でエコツアーを実施している
NPOのみらいじまさんのツアーに参加しました。
http://miraijima.org/2011dolphin.htm
夜はバーベキューあり、ヨガレッスンもあり、森の散策もありと
本当に楽しいツアーでした。
御蔵島は巨樹の森も素敵でした。次回はそれを報告したいと思います。

最近の記事

PAGE TOP