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脱炭素特集 電力ひっ迫時に即効薬となったデマンドレスポンス、その実例と効果を検証

6月末の観測史上初となる猛暑で、東京電力管内では「需給ひっ迫注意報」が発令された。今年3月に次ぐ電力ひっ迫だったが、供給側の対策に加えて、需要側の調整によるデマンドレスポンス(DR)が大きな効果を生んでいることがわかった。WWFジャパンが主催したウェビナー「電力需給ひっ迫にどう対応するか?」では、システム技術研究所(東京・文京)による気象データのシミュレーションの分析などから、再生可能エネルギーへの移行期の即効薬としてDRが重要であることを明らかにした。鉄鋼メーカー東京製鐵は、電力ひっ迫を避けるために実際に行ったDRの方法や効果を発表した。電力の余剰時にはたくさん使い、不足時は節電するシンプルな方法ともいえるDRは、大きな投資や新たな設備増設を必要としない一方、効果は明確で、電力不足を回避する方法として見直されている。

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サステナブル・ブランド ジャパン (2022. 08.8.15掲載)

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